日本インターネット映画大賞

第11回(2006年)日本インターネット映画大賞結果

日本映画部門
  • 作品賞(ベストテン)
    1位
    378点
    フラガール
    2位221点ゆれる
    3位213点かもめ食堂
    4位183点嫌われ松子の一生
    5位138点虹の女神 Rainbow Song
    6位123点手紙
    7位101点博士の愛した数式
    8位98点THE有頂天ホテル
    9位96点タイヨウのうた
    10位83点時をかける少女
  • 監督賞
    • 西川美和
      「ゆれる」
  • 主演男優賞 19票
    • オダギリジョー
      「ゆれる」「SHINOBI」「パビリオン山椒魚」「ビッグリバー」
  • 主演女優賞 20票
    • 中谷美紀
      「嫌われ松子の一生」「LOFT」
  • 助演男優賞 32票
    • 香川照之
      「ゆれる」「花よりもなほ」「雪に願うこと」「嫌われ松子の一生」「コワイ女(鋼)」「バッシング」
  • 助演女優賞 40票
    • 蒼井優
      「フラガール」「虹の女神 Rainbow Song」「ハチミツとクローバー」「鉄コン筋クリート」
  • 新人賞 18票
    • YUI
      「タイヨウのうた」
  • 投票者数ランキング 63人
    • 「フラガール」
  • 思い入れ度ランキング 6.00点
    • 「フラガール」
外国映画部門
  • 作品賞(ベストテン)
    1位
    153点
    硫黄島からの手紙
    2位145点ホテル・ルワンダ
    3位135点ユナイテッド93
    4位113点父親たちの星条旗
    5位98点クラッシュ
    6位83点グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-
    7位82点ブロークバック・マウンテン
    8位63点トンマッコルへようこそ
    9位53点パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
    10位51点トゥモロー・ワールド
    ナイロビの蜂
    RENT/レント
  • 監督賞 29票
    • クリント・イーストウッド
      「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」
  • 主演男優賞 11票
    • ドン・チードル
      「ホテル・ルワンダ」「クラッシュ」
  • 主演女優賞 16票
    • フェリシティ・ハフマン
      「トランスアメリカ」
  • 助演男優賞 6票
    • キウェテル・イジョフォー
      「キンキーブーツ」
  • 助演女優賞 14票
    • メリル・ストリープ
      「プラダを着た悪魔」
  • 新人賞 8票
    • コ・アソン
      「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
    • ブランドン・ラウス
      「スーパーマン リターンズ」
  • 投票者数ランキング 32人
    • 「ユナイテッド93」
  • 思い入れ度ランキング 5.86点
    • 「ニューワールド」

日本映画作品賞

有効投票数:117票
1位378点フラガール
2位221点ゆれる
3位213点かもめ食堂
4位183点嫌われ松子の一生
5位138点虹の女神 Rainbow Song
6位123点手紙
7位101点博士の愛した数式
8位98点THE有頂天ホテル
9位96点タイヨウのうた
10位83点時をかける少女
11位64点ただ、君を愛してる
デスノート the Last name
13位63点明日の記憶
14位59点花よりもなほ
15位58点LIMIT OF LOVE 海猿
16位53点紙屋悦子の青春
17位52点ストロベリーショートケイクス
18位48点シムソンズ
19位47点間宮兄弟
20位45点武士の一分
ヨコハマメリー
22位42点DEATH NOTE デスノート 前編
夜のピクニック
24位37点木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
パプリカ
26位31点鉄コン筋クリート
27位30点ALWAYS 三丁目の夕日
県庁の星
29位28点ありがとう
ラブ★コン
31位24点涙そうそう
32位23点幸福のスイッチ
日本以外全部沈没
34位21点デスノート
やわらかい生活
LOFT
37位19点蟻の兵隊
UDON
39位18点犬神家の一族
暗いところで待ち合わせ
41位17点ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
佐賀のがばいばあちゃん
好きだ、
ハチミツとクローバー
輪廻
46位16点三年身籠る
47位15点下妻物語
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
雪に願うこと
50位14点おいしい殺し方
51位13点チェケラッチョ!!
紀子の食卓
初恋
54位12点椿山課長の七日間
55位11点あおげば尊し
カミュなんて知らない
恋する トマト
ドラえもん のび太の恐竜2006
トリック 劇場版2
長い散歩
陽気なギャングが地球を回す
62位10点小さき勇者たち~GAMERA~
二人日和
プラダを着た悪魔
LOVEHOTELS
LOVE MY LIFE
ルート225
68位9点シュガー&スパイス ~風味絶佳~
スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~
バルトの楽園
71位8点君はまだ、無名だった。
旅の贈りもの -0:00発
日本沈没
HAZARD ハザード
46億年の恋
力道山
77位7点一億の猫
いつか読書する日
キャッチ・ア・ウェーブ
ゲルマニウムの夜
サマータイムマシン・ブルース
太陽の傷
僕と彼女の×××
ミラクルバナナ
85位6点青いうた~のど自慢青春編
男たちの大和/YAMATO
ギミー・ヘブン
ゲド戦記
転がれ!たま子
ヅラ刑事
寝ずの番
92位5点いちばんきれいな水
イヌゴエ
狼少女
男はソレを我慢できない
ガラスの使徒
ゴーヤーちゃんぷるー
刺青 SI-SEI
7月24日通りのクリスマス
疾走
だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術!
東京ゾンビ
バックダンサーズ!
待合室 -Notebook of Life-
乱歩地獄
106位4点神の左手 悪魔の右手
子ぎつねヘレン
天使
天使の卵
花井さちこの華麗な生涯
ブレイブ ストーリー
放郷物語
真昼ノ星空
MEATBALL MACHINE ミートボールマシン
楽園 -流されて-
116位3点ヴァイブレータ
大奥
デス・トランス
実写映画・テニスの王子様
ナイスの森~The First Contact~
NANA2
パコダテ人
ビリーブ
ベロニカは死ぬことにした
闇打つ心臓
るにん
127位2点御巣鷹山
機動戦士ZガンダムⅢ-星の鼓動は愛-
サイレン
死者の書
真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
せかいのおわり
東京タワー
トニー滝谷
ナイチンゲーロ
濡れた赫い糸
バッシング
ピーナッツ
Breath Less ブレス・レス
ホールドアップダウン
燃ゆるとき
ユビサキから世界を
143位1点アキハバラ@DEEP
いま、会いにゆきます
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
キャッチボール屋
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状
恋する日曜日
こま撮りえいが こまねこ
コワイ女
最終兵器彼女
酒井家のしあわせ
9/10 ジュウブンノキュウ
立喰師列伝
ダメジン
Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン
パビリオン山椒魚
僕の妹 下着の甘い湿り
マスター・オブ・サンダー ~決戦!!封魔龍虎伝~
笑う大天使(ミカエル)

 ある程度予想は出来たものの、ここまでの大差がつくとは思っていませんでした。各映画賞でも作品賞をほぼ独占してきた「フラガール」が2位の1.7倍もの投票を得てのダントツ1位となりました。圧倒的に多くの人たちがこの映画で楽しみ、そして涙したようです。この映画を悪く言う人はほとんど見られませんし、まさに2006年の日本映画を代表する1本だったと言えるでしょう。
 2位、3位に西川美和、荻上直子の両女性監督の作品が入りました。日本ではなかなか女性監督は活躍の場を得ることができていなかったのですが、ここ数年どんどん映画監督に進出する女性が増えています。まさにこういった時代を象徴する結果なのかもしれません。またこのどちらもミニシアター系で公開されて注目を集めてから全国へと展開されていった映画でした。この点でも時代を象徴する2本なのかもしれません。
 以下、不幸な女性の一生をポップな映像で魅せた「嫌われ松子の一生」、個性的な女の子の切ない想いを描いた「虹の女神 Rainbow Song」、犯罪者を身内に持ってしまった青年の再生を描く「手紙」のようなスマッシュヒット作や、広い年齢層で大ヒットした「博士の愛した数式」と「THE 有頂天ホテル」、シンガーYUIの歌声が印象的な「タイヨウのうた」、そして躍動感あふれるアニメの傑作「時をかける少女」と今年も個性的なラインナップとなりました。
 また初演出作品である「タイヨウのうた」の小泉徳宏監督を筆頭に、ベストテンに入った10人の監督はいずれも映画演出経験が5本以内というのは特筆すべきでしょう(短編、自主制作等除く)。新しい才能が次々と現れてきて、ここ数年の日本映画はどんどん活性化されてきています。こうした状況が日本映画の興収が外国映画を抜くような結果の一因になっているのは間違いないでしょう。今後も日本映画に注目していきたいと思います。

 なお、「デスノート」2作に関してはそれぞれのタイトル(「前編」「the Last name」)が記されていたものとまとめて1本扱い(「デスノート」等の表記)されていた投票を分け、3種類の投票として扱わせていただきました。ご了承ください。

日本映画監督賞

1位19票西川美和「ゆれる」
2位14票李相日「フラガール」
3位12票中島哲也「嫌われ松子の一生」
4位7票荻上直子「かもめ食堂」
5位5票三谷幸喜「THE 有頂天ホテル」
6位4票細田守「時をかける少女」
7位3票長澤雅彦「夜のピクニック」
矢崎仁司「ストロベリーショートケイクス」
山田洋次「武士の一分」「隠し剣 鬼の爪」「たそがれ清兵衛」
10位2票奥田瑛二「るにん」「長い散歩」
熊澤尚人「虹の女神 Rainbow Song」
黒木和雄「紙屋悦子の青春」
黒沢清「LOFT」
小泉尭史「博士の愛した数式」
小泉徳弘「タイヨウのうた」
是枝裕和「花よりもなほ」
今敏「パプリカ」
安田真奈「幸福のスイッチ」
19位1票秋原正俊「春の居場所」「MAMAN ママーン」「銀河鉄道の夜 ~I carry a ticket of eternity~」
天野ひろゆき「一億の猫」
石川北二「ラブ★コン」
市川崑「犬神家の一族」
緒方明「いつか読書する日」
小栗謙一「ビリーブ」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ「おいしい殺し方」
生野慈朗「手紙」
新城毅彦「ただ、君を愛してる」
園子温「紀子の食卓」
堤幸彦「明日の記憶」
富樫森「天使の卵」
中村義洋「ルート225」
マイケル・アリアス「鉄コン筋クリート」
松浦徹「ギミー・ヘブン」
万田邦敏「ありがとう」
三池崇史「46億年の恋」
村松亮太郎「LOVEHOTELS/ラヴホテルズ」
森田芳光「間宮兄弟」
柳町光男「カミュなんて知らない」
山崎貴「ALWAYS 三丁目の夕日」

 今回は女性監督の作品が高く評価された年でした。1位の西川美和、4位荻上直子、10位安田真奈など、しかもこれらの作品は男性からも高く評価された作品ばかりです。
 また女性だけではなく、李相日、中島哲也など映画経験のそれほど多くない監督が上位を占めた年でした。
 ただこれらとは対照的に、ベテラン監督で上位入賞したのは山田洋次くらいで、やや元気がなかったことは否めません。
 このような世代交代が今後も進んでいくのかどうか、今後も目が離せないところです。

日本映画主演男優賞

1位19票オダギリ・ジョー「ゆれる」「SHINOBI」「パビリオン山椒魚」「ビッグリバー」
2位11票渡辺謙「明日の記憶」
3位10票岡田准一「花よりもなほ」「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」
4位7票木村拓哉「武士の一分」
山田孝之「手紙」
6位5票寺尾聰「博士の愛した数式」
7位4票市原隼人「虹の女神 Rainbow Song」「天使の卵」
8位3票織田裕二「県庁の星」
西島秀俊「三年身籠る」「好きだ、」「大奥」
藤原竜也「DEATH NOTE」
松山ケンイチ「DEATH NOTE」
12位2票浅野忠信「東京ゾンビ」「乱歩地獄」
新井浩文「ゲルマニウムの夜」
大沢たかお「7月24日通りのクリスマス」「陽気なギャングが地球を回す」「地下鉄に乗って」「子ぎつねヘレン」
佐々木蔵之介「間宮兄弟」
大地康雄「恋するトマト」
妻夫木聡「涙そうそう」
豊川悦司「フラガール」「やわらかい生活」「LOFT」「日本沈没」
役所広司「THE 有頂天ホテル」
吉岡秀隆「ALWAYS 三丁目の夕日」
21位1票石坂浩二「犬神家の一族」
伊藤英明「LIMIT OF LOVE 海猿」
遠藤憲一「イヌゴエ」
緒形拳「長い散歩」
奥村和一「蟻の兵隊」
香川照之「ゆれる」
唐十郎「ガラスの使徒」
小出恵介「初恋」
田中圭「東京大学物語」
玉木宏「ただ、君を愛してる」
玉山鉄二「手紙」
堤真一「地下鉄に乗って」
本郷奏多「実写映画・テニスの王子様」
モト冬樹「ヅラ刑事」

 オダギリジョーが2年連続で1位に入賞しました。今回の出演作も多岐に亘っており、日本映画界のトップスターとしての地位が揺るぎないものになりつつあります。
 また、意外にも映画初主演となった渡辺謙が2位に入賞しました。ハリウッドでの評価が日本映画でも逆評価されることとなったようです。また作品としても「明日の記憶」1本で、この作品での演技がいかに高かったかがうかがえます。
 これ以外にも、寺尾聰などのベテランから木村拓哉などの中堅や市原隼人などの若手まで、幅広い世代に亘って入賞したことが特徴といえるでしょう。

日本映画主演女優賞

1位20票中谷美紀「嫌われ松子の一生」「LOFT」
2位14票宮崎あおい「初恋」「ただ、君を愛してる」「好きだ、」他
3位13票蒼井優「フラガール」「ハチミツとクローバー」「鉄コン筋クリート」
上野樹里「幸福のスイッチ」「虹の女神 Rainbow Song」
5位10票松雪泰子「フラガール」
6位7票小林聡美「かもめ食堂」
7位5票長澤まさみ「ラフ ROUGH」「涙そうそう」
8位3票寺島しのぶ「やわらかい生活」
9位2票田中麗奈「暗いところで待ち合わせ」
多部未華子「夜のピクニック」「ルート225」「ゴーヤーちゃんぷるー」
原田知世「紙屋悦子の青春」
樋口可南子「明日の記憶」
13位1票池脇千鶴「ストロベリーショートケイクス」
香川京子「赤い鯨、白い蛇」
加藤ローサ「いちばんきれいな水」
小西真奈美「天使の卵」
沢尻エリカ「シュガー&スパイス ~風味絶佳~」「オトシモノ」
柴咲コウ「県庁の星」
杉浦花菜「長い散歩」
高橋真唯「僕と彼女の×××」
田中裕子「いつか読書する日」
田中好子「ありがとう」
仲間由紀恵「TRICK 劇場版2」
深田恭子「下妻物語」
深津絵里「博士の愛した数式」
松たか子「ブレイブストーリー」
メリーさん「ヨコハマメリー」
山田麻衣子「転がれ!たま子」
吉井怜「LOVE MY LIFE」
吉行和子「佐賀のがばいばあちゃん」

 宮崎あおい、蒼井優、上野樹里といった実力派若手陣が上位入賞を果す中、「嫌われ松子の一生」を好演した中谷美紀が1位を獲得しました。日本映画だけでなく「力道山」にも出演するなど、今後は国際的な活躍が期待できそうです。
 上位入賞者の顔ぶれを見ると、数多くの作品に出演し支持を得た人が多い中、松雪泰子(「フラガール」)、小林聡美(「かもめ食堂」)など、作品の評価が直接反映した人も見受けられました。

日本映画助演男優賞

1位32票香川照之「ゆれる」「花よりもなほ」「雪に願うこと」「嫌われ松子の一生」「コワイ女(鋼)」「バッシング」
2位17票松山ケンイチ「DEATH NOTE」「親指さがし」
3位9票玉山鉄二「手紙」
4位7票笹野高史「武士の一分」「寝ずの番」
5位5票加瀬亮「花よりもなほ」「スクラップ・ヘブン」「好きだ、」「ハチミツとクローバー」
6位4票西島秀俊「大奥」「好きだ、」「LOFT」「三年身籠る」
7位3票佐々木蔵之介「虹の女神 Rainbow Song」「間宮兄弟」
8位2票岸部一徳「フラガール」
佐藤浩市「THE 有頂天ホテル」「陽気なギャングが地球を回す」
塚本高志「タイヨウのうた」
堤真一「ALWAYS 三丁目の夕日」
豊川悦司「フラガール」「日本沈没」
13位1票浅野忠信「花よりもなほ」
安藤政信「青春☆金属バット」「46億年の恋」
瑛太「嫌われ松子の一生」
及川光博「明日の記憶」
大泉洋「シムソンズ」
大沢たかお「地下鉄に乗って」「7月24日通りのクリスマス」
大塚芳忠「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」「機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-」
奥田瑛二「濡れた赫い糸」
金井勇太「9/10 ジュウブンノキュウ」
沢田研二「幸福のスイッチ」
高橋一生「LOVE MY LIFE」
田口トモロヲ「神の左手 悪魔の右手」
竹中直人「キャッチ ア ウェーブ」
千葉真一「マスター・オブ・サンダー ~決戦!!封魔龍虎伝~」
塚地武雅「間宮兄弟」
中泉英雄「カミュなんて知らない」
長塚圭史「せかいのおわり」
永野宗典「UDON」
中村獅童「DEATH NOTE」
二宮和也「硫黄島からの手紙」
古田新太「花よりもなほ」「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」
松岡俊介「紙屋悦子の青春」
水嶋ヒロ「ラブ★コン」
吉岡秀隆「博士の愛した数式」

 「ゆれる」をはじめとして数多くの作品で名脇役を務めた香川照之が、2位に2倍以上の得票を獲得し1位に入賞しました。
 上位入賞者の顔ぶれを眺めても若手中堅が中心となっており、ここでも世代交代の兆しがうかがえますが、その中でも笹野高史などのベテランも活躍していることは注目してもよいでしょう。

日本映画助演女優賞

1位40票蒼井優「フラガール」「虹の女神 Rainbow Song」「ハチミツとクローバー」「鉄コン筋クリート」
2位11票沢尻エリカ「手紙」「天使の卵」「間宮兄弟」
3位4票片桐はいり「かもめ食堂」
富司純子「フラガール」「愛の流刑地」
もたいまさこ「かもめ食堂」
山崎静代「フラガール」「ラブ★コン」
7位3票松雪泰子「フラガール」
8位2票岩瀬塔子「ストロベリーショートケイクス」
香椎由宇「真昼ノ星空」「パビリオン山椒魚」「DEATH NOTE デスノート 前編」
関めぐみ「ハチミツとクローバー」「笑う大天使(ミカエル)」
徳永えり「フラガール」
中村優子「ストロベリーショートケイクス」
夏木マリ「シュガー&スパイス ~風味絶佳~」
本上まなみ「紙屋悦子の青春」「幸福のスイッチ」
15位1票池脇千鶴「ストロベリーショートケイクス」
今宿麻美「LOVE MY LIFE」
上野樹里「虹の女神 Rainbow Song」
奥ノ矢佳奈「嫌われ松子の一生」
片平なぎさ「TRICK 劇場版2」
加藤ローサ「キャッチ ア ウェーブ」
韓英恵「疾走」
黒木メイサ「ただ、君を愛してる」
黒沢あすか「嫌われ松子の一生」
篠原涼子「THE 有頂天ホテル」
つぐみ「紀子の食卓」
寺島しのぶ「男たちの大和」
デルチャ・ミハエラ・ガブリエラ「日本以外全部沈没」
西原亜希「夜のピクニック」
樋口可南子「明日の記憶」
深田恭子「犬神家の一族」
深津絵里「博士の愛した数式」
吹石一恵「雪に願うこと」「明日の記憶」
前田愛「カミュなんて知らない」
真木よう子「ゆれる」
宮崎あおい「ただ、君を愛してる」
宮澤美保「君はまだ、無名だった。」
宮沢りえ「花よりもなほ」
森迫永依「天使」
薬師丸ひろ子「ALWAYS 三丁目の夕日」

 主演女優賞でも上位入賞を果した蒼井優が、40票という日本インターネット映画大賞始まって以来(ニフティ映画大賞時代も含む)最多の得票数で受賞となりました。
 対象となった作品は、主演・助演双方に亘って投票されており、名実ともに昨年度もっとも活躍した女優といえるでしょう。
 また、「フラガール」「かもめ食堂」関連の入賞が目立ち、これらの作品の評価の高さがあらためてうかがえます。

日本映画新人賞

1位18票YUI「タイヨウのうた」
2位13票壇れい「武士の一分」
3位5票蒼井優「フラガール」「虹の女神 Rainbow Song」
岩瀬塔子「ストロベリーショートケイクス」
5位4票山崎静代「フラガール」「ラブ★コン」
6位3票北川景子「チェリーパイ」「間宮兄弟」
塚地武雅「間宮兄弟」
松山ケンイチ「DEATH NOTE」「親指さがし」「男たちの大和」
9位2票加藤ローサ「シムソンズ」「いちばんきれいな水」
須賀健太「花田少年史 ~幽霊と秘密のトンネル~」「コワイ女」
戸田恵梨香「デスノート the Last name」
富岡涼「小さき勇者たち ガメラ」
堀北真希「ALWAYS 三丁目の夕日」
真木よう子「ゆれる」「ベロニカは死ぬことにした」
松田翔太「陽気なギャングが地球を回す」「長い散歩」
16位1票朝倉えりか「だからワタシを座らせて。通勤電車で座る技術!」
上原香代子「ユビサキから世界を」
瑛太「好きだ、」
呉美保「酒井家のしあわせ」
大泉洋「ブレイブストーリー」
奥ノ矢佳奈「嫌われ松子の一生」
菅野莉央「いちばんきれいな水」
黒田エミ「花井さちこの華麗な生涯」
近野成美「エコエコアザラク R-page」「夜のピクニック」「東京フレンズ The Movie」「ラブ☆コン」
サエコ「LOVEHOTELS/ラヴホテルズ」「バックダンサーズ!」
志田未来「椿山課長の七日間」
竹山隆範「嫌われ松子の一生」
多部未華子「夜のピクニック」
塚本高史「タイヨウのうた」
手嶌葵「ゲド戦記」
徳永えり「フラガール」「放郷物語」
徳永英明「旅の贈りもの -0:00発」
ドラえもんの新しい声優たち「のび太の恐竜2006」
仲里依紗「時をかける少女」
二宮和也「硫黄島からの手紙」
福田麻由子「日本沈没」
藤井美菜「シムソンズ」
藤澤恵麻「ラブ★コン」
マイケル・アリアス「鉄コン筋クリート」
柳沢なな「真昼ノ星空」
吉高由里子「紀子の食卓」

 「タイヨウのうた」で鮮烈な印象を残したYUIが1位に入賞しました。
 映画出演は最初で最後とのことですが、今後は音楽の世界での活躍を期待したいものです。
 なお他の映画賞の影響か、助演女優賞でトップだった蒼井優が新人としても評価されたのも面白い現象でした。

日本映画投票者数ランキング

得点に関係なく、投票者数だけで決定するランキングです。
1位63人フラガール
2位44人かもめ食堂
3位43人ゆれる
4位40人嫌われ松子の一生
5位27人手紙
6位26人虹の女神 Rainbow Song
博士の愛した数式
8位25人THE有頂天ホテル
タイヨウのうた
10位18人ただ、君を愛してる
デスノート the Last name
12位17人花よりもなほ
間宮兄弟
14位16人明日の記憶
15位15人DEATH NOTE デスノート 前編
LIMIT OF LOVE 海猿
17位14人紙屋悦子の青春
時をかける少女
19位13人シムソンズ
武士の一分
21位12人ストロベリーショートケイクス
22位11人DEATH NOTE デスノート 前編
パプリカ
夜のピクニック
25位10人ラブ★コン
鉄コン筋クリート
27位9人ヨコハマメリー
28位8人ハチミツとクローバー
木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
30位7人幸福のスイッチ
日本以外全部沈没
輪廻
33位6人UDON
シュガー&スパイス ~風味絶佳~
やわらかい生活
暗いところで待ち合わせ
県庁の星
好きだ、
涙そうそう
40位5人犬神家の一族
佐賀のがばいばあちゃん
デスノート
トリック 劇場版2
初恋
雪に願うこと
46位4人ALWAYS 三丁目の夕日
あおげば尊し
ありがとう
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
小さき勇者たち~GAMERA~
長い散歩
椿山課長の七日間
陽気なギャングが地球を回す
54位3人LOFT
カミュなんて知らない
チェケラッチョ!!
バルトの楽園
下妻物語
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
紀子の食卓
蟻の兵隊
三年身籠る
疾走
恋する トマト クマインカナバー
65位2人いちばんきれいな水
おいしい殺し方
ギミー・ヘブン
ゲド戦記
ゲルマニウムの夜
サイレン
スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~
ヅラ刑事
ドラえもん のび太の恐竜2006
ナイチンゲーロ
ミラクルバナナ
楽園 -流されて-
刺青 SI-SEI
子ぎつねヘレン
寝ずの番
太陽の傷
男たちの大和/YAMATO
男はソレを我慢できない
天使の卵
転がれ!たま子
日本沈没
燃ゆるとき
旅の贈りもの -0:00発
88位1人46億年の恋
7月24日通りのクリスマス
9/10 ジュウブンノキュウ
Breath Less ブレス・レス
Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン
HAZARD ハザード
LOVE MY LIFE
LOVEHOTELS
MEATBALL MACHINE ミートボールマシン
NANA2
アキハバラ@DEEP
いつか読書する日
イヌゴエ
いま、会いにゆきます
ヴァイブレータ
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
ガラスの使徒
キャッチ・ア・ウェーブ
キャッチボール屋
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状
ゴーヤーちゃんぷるー
こま撮りえいが こまねこ
コワイ女
サマータイムマシン・ブルース
せかいのおわり
だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術!
ダメジン
デス・トランス
実写映画・テニスの王子様
トニー滝谷
ナイスの森~The First Contact~
パコダテ人
バックダンサーズ!
バッシング
パビリオン山椒魚
ピーナッツ
ビリーブ
プラダを着た悪魔
ブレイブ ストーリー
ベロニカは死ぬことにした
ホールドアップダウン
マスター・オブ・サンダー ~決戦!!封魔龍虎伝~
ユビサキから世界を
ルート225
るにん
闇打つ心臓
一億の猫
花井さちこの華麗な生涯
機動戦士ZガンダムⅢ-星の鼓動は愛-
君はまだ、無名だった。
御巣鷹山
最終兵器彼女
死者の書
酒井家のしあわせ
笑う大天使(ミカエル)
真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
真昼ノ星空
神の左手 悪魔の右手
青いうた~のど自慢青春編
待合室 -Notebook of Life-
大奥
天使
東京ゾンビ
東京タワー
二人日和
濡れた赫い糸
放郷物語
僕と彼女の×××
僕の妹 下着の甘い湿り
乱歩地獄
立喰師列伝
力道山
恋する日曜日
狼少女

 全投票者116人中63人と、なんと半分以上が「フラガール」に投票してくださいました。これはおそらく過去最高の投票者数(率)と思われます。また4位までの以下3本も3人に1人以上が投票していたことになります。
 総得点では「ゆれる」が2位でしたが、こちらでは「かもめ食堂」が1人差で2位になっています。この2本への支持は拮抗していました。また9位までは総合ランクと同じ顔ぶれでしたが、10位に総合11位だった2本がこちらでは滑り込みました。すなわちこの2本は投票者数も総得点も全く同じだったことになります。あなたはどちらが好きでしたか?

日本映画思い入れ度ランキング

総得点を投票者数で割った一人あたりの平均得点(思い入れ度)ランキングです。(5票以上限定)
1位6.00(378/63)フラガール
2位5.93(83/14)時をかける少女
3位5.31(138/26)虹の女神 Rainbow Song
4位5.14(221/43)ゆれる
5位5.00(30/6)県庁の星
(45/9)ヨコハマメリー
7位4.84(213/44)かもめ食堂
8位4.62(37/8)木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
9位4.58(183/40)嫌われ松子の一生
10位4.56(123/27)手紙
11位4.33(52/12)ストロベリーショートケイクス
12位4.20(21/5)デスノート
13位4.00(24/6)涙そうそう
14位3.94(63/16)明日の記憶
15位3.92(98/25)THE有頂天ホテル
16位3.88(101/26)博士の愛した数式
17位3.84(96/25)タイヨウのうた
18位3.82(42/11)DEATH NOTE デスノート 前編
(42/11)夜のピクニック
20位3.79(53/14)紙屋悦子の青春
21位3.69(48/13)シムソンズ
22位3.60(18/5)犬神家の一族
(54/15)LIMIT OF LOVE 海猿
24位3.56(64/18)ただ、君を愛してる
(64/18)デスノート the Last name
26位3.50(21/6)やわらかい生活
27位3.47(59/17)花よりもなほ
28位3.46(45/13)武士の一分
29位3.40(17/5)佐賀のがばいばあちゃん
30位3.36(37/11)パプリカ
31位3.29(23/7)幸福のスイッチ
(23/7)日本以外全部沈没
33位3.17(19/6)UDON
34位3.10(31/10)鉄コン筋クリート
35位3.00(18/6)暗いところで待ち合わせ
(28/10)ラブ★コン
37位2.83(47/17)間宮兄弟
38位2.80(15/5)雪に願うこと
39位2.76(17/6)好きだ、
40位2.60(13/5)初恋
41位2.43(17/7)輪廻
42位2.20(11/5)トリック 劇場版2
43位2.12(17/8)ハチミツとクローバー
44位1.50(9/6)シュガー&スパイス ~風味絶佳~

 総合ランキング、投票者数ランキング同様、ここでも「フラガール」が1位となりました。例年ここだけは投票数が少ないながらも個々の点が高い(思い入れ度の高い)映画が1位になるなど特徴的なランキングになるものなのですが、今年は総合6位までがすべてこちらでもベストテンに入るという、例年にないランキングとなりました。つまり評価の高い映画は実は特定のものに集中していたことになります。面白い日本映画は多かったのですが、全体的に底上げされたと言うわけではまだまだないようです。
 そんななか総合10位の「時をかける少女」が2位と大健闘を見せています。またドキュメンタリーの傑作「ヨコハマメリー」の5位は光っていますね。

外国映画作品賞

有効投票数:104票
1位153点硫黄島からの手紙
2位145点ホテル・ルワンダ
3位135点ユナイテッド93
4位113点父親たちの星条旗
5位98点クラッシュ
6位83点グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-
7位82点ブロークバック・マウンテン
8位63点トンマッコルへようこそ
9位53点パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
10位51点トゥモロー・ワールド
ナイロビの蜂
RENT/レント
13位45点リトル・ミス・サンシャイン
14位43点王の男
プルートで朝食を
プロデューサーズ
17位42点Vフォー・ヴェンデッタ
18位41点ニューワールド
19位40点ミュンヘン
麦の穂をゆらす風
21位37点007/カジノ・ロワイヤル
22位36点メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
23位35点スーパーマン リターンズ
24位33点カーズ
25位31点プラダを着た悪魔
26位30点ココシリ
太陽
28位28点イルマーレ(ハリウッド版)
ウィンター・ソング
30位27点トランスアメリカ
31位26点ダ・ヴィンチ・コード
32位22点隠された記憶
白バラの祈り - ゾフィー・ショル、最期の日々
プライドと偏見
35位21点カポーティ
36位20点キンキー・ブーツ
ロンゲスト・ヤード
38位19点ヒストリー・オブ・バイオレンス
僕の、世界の中心は、君だ。
レディ・イン・ザ・ウォーター
41位18点ユア・マイ・サンシャイン
42位17点ククーシュカ ラップランドの妖精
43位16点あるいは裏切りという名の犬
亀も空を飛ぶ
キング・コング
GOAL!
M:i:III
48位15点インサイド・マン
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
キングス&クィーン
PROMISE
ぼくを葬(おく)る
ローズ・イン・タイドランド
ロード・オブ・ウォー
56位14点Sad Movie <サッド・ムービー>
SPIRIT
ブロークン・フラワーズ
力道山
60位13点伊莎貝拉
トリスタンとイゾルデ
めぐみ-引き裂かれた家族の30年
63位12点イノセント・ボイス 12歳の戦場
カサノバ
スタンドアップ
春の日のクマは好きですか?
百年恋歌
弓 the bow
ランド・オブ・プレンティ
70位11点グッドナイト&グッドラック
ジャーヘッド
ディセント
トランスポーター2
74位10点エコール
X-MEN:ファイナル・ディシジョン
サイレントヒル
ステイ
タッチ・ザ・サウンド
ディパーテッド
トム・ヤム・クン!
ドラゴン・プロジェクト 精武家庭
ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女
ピンクパンサー
マダムと奇人と殺人と
もしも昨日が選べたら
レッツ・ロック・アゲイン!
87位9点サンキュー・スモーキング
胡同(フートン)のひまわり
放・逐
ラッキーナンバー7
91位8点ある子供
うつせみ
SPL/狼よ静かに死ね
カクタス・ジャック
敬愛なるベートーヴェン
父子
フーリガン
ワールド・トレード・センター
99位7点明日へのチケット
イン・ハー・シューズ
エミリー・ローズ
キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件
サイドウェイ
シャーロットのおくりもの
スカイ・ハイ
タブロイド
デイジー アナザー・バージョン
デビルズ・リジェクト-マーダー・ライド・ショー2-
天空の草原のナンサ
ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
マサイの恋人
112位6点アメノナカノ青空
unknown アンノウン
美しき野獣
16ブロック
深海 Blue Cha-Cha
セプテンバー・テープ
タイフーン TYPHOON 
ナンパの定石
僕の大事なコレクション
マーダーボール
連理の枝
123位5点イルマーレ(韓国版)
狩人と犬、最後の旅
傷城
五月の恋
西瓜
送還日記
ダンサーの純情
ドッグ・デイズ
ハイジャックフライト93
メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
ラヴァーズ&ドラゴン
ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター
ロスト・イン・トランスレーション
136位4点愛より強く
アンジェラ
家の鍵
美しき運命の傷痕
ヴェラ・ドレイク
君とボクの虹色の世界
クライング・フィスト
シン・レッド・ライン
スティーヴィー
青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~
世界最速のインディアン
ナイト・オブ・ザ・スカイ
バタフライ・エフェクト
母たちの村
まぶしい一日
ミリオンダラー・ベイビー
40歳の童貞男
私たちの幸せな時間
私の頭の中の消しゴム
155位3点アサルト13-要塞警察-
剣客の恋
サムサッカー
ジャケット
チャーミング・ガール
Dear Wendy
ハイジ
バベル
フライト・プラン
ヘンダーソン夫人の贈り物
ポセイドン
マイ・アーキテクト/ルイス・カーンを探して
My Mother is a Belly Dancer(師[女乃]唔易做)
マザー・テレサ
Mr.&Mrs スミス
やさしくキスをして
夢駆ける馬ドリーマー
172位2点赤ちゃんの逆襲
アメリカ、家族のいる風景
アルナの子どもたち
イーオン・フラックス
イカとクジラ
ウェディング・キャンペーン
カオス
キング 罪の王
恋する神父
さよなら、僕らの夏
ジャスミンの花開く
シリアナ
13歳の夏に僕は生まれた
親密すぎるうちあけ話
スネーク・フライト
世界
戦場のアリア
そして、ひと粒のひかり
太陽に恋して
旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ
デイジー
ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー
2番目のキス
ニューヨーク・ドール
ブコウスキー:オールドパンク
僕が9歳だったころ
ホステル
マイアミ・バイス
マクダル パイナップルパン王子
マラソン
マンダレイ
リトル・フィッシュ
歓びを歌にのせて
6AM
206位1点アンダーワールド:エボリューション
エラゴン/遺志を継ぐ者
機械じかけの小児病棟
ザスーラ
柔道龍虎房
ダック・シーズン
テキサス・チェーンソー ビギニング
ナチョ・リブレ 覆面の神様
ハードキャンディ
バットマン ビギンズ
ハッピー・エンディング
ブラザーズ・グリム
ブラック・ダリア
ポビーとディンガン
マッチポイント
モーターサイクル・ダイアリーズ
夜よ、こんにちは
リバティーン
レイヤー・ケーキ

 前回の「ミリオンダラー・ベイビー」にひきつづき、クリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」で1位に入賞しました。しかも4位には同監督のもうひとつの作品「父親たちの星条旗」も入賞しています。
 連作でありながら、その双方ともここまで高く評価されたのは初めてのことで、日本インターネット映画大賞史上に特筆されるべきことでしょう。
 その他の上位入賞作品を見渡すと、比較的小~中規模で公開された作品が目立ちます。純粋に娯楽作品らしい娯楽作品といえば「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」くらい。
 このことは、予算をかけた大作が伸び悩んだ反面、マイナーな作品でも良作はしっかりと評価されたことの現れでしょう。

外国映画監督賞

1位29票クリント・イーストウッド「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」
2位6票ポール・グリーングラス「ユナイテッド93」
3位4票アン・リー「ブロークバック・マウンテン」
テレンス・マリック「ニューワールド」
5位3票アルフォンソ・キュアロン「トゥモロー・ワールド」
ポン・ジュノ「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
7位2票テリー・ギリアム「ローズ・イン・タイドランド」
テリー・ジョージ「ホテル・ルワンダ」
トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
パク・クァンヒョン「トンマッコルへようこそ」
ピーター・チャン「ウィンター・ソング」
ミヒャエル・ハネケ「隠された記憶」
ラッセ・ハルストレム「カサノバ」
ロン・ハワード「ダ・ヴィンチ・コード」
15位1票M・ナイト・シャマラン「レディ・イン・ザ・ウォーター」
アレクサンダー・ベイン「サイドウェイ」
アレクサンドル・ソクーロフ「太陽」
アンドリュー・ニコル「ロード・オブ・ウォー」
イ・ジュンイク「王の男」
キム・ギドク「うつせみ」
クォン・ジョングァン「Sad Movie <サッド・ムービー>」
クリスチャン・ジョンストン「セプテンバー・テープ」
ケン・ローチ「明日へのチケット」
ジェームズ・マクティーグ「Vフォー・ヴェンデッタ」
ジョン・ラセター「カーズ」
スーザン・ストローマン「プロデューサーズ」
スティーブン・フォン「ドラゴン・プロジェクト 精武家庭」
スパイク・リー「インサイド・マン」
セバスチャン・コルデロ「タブロイド」
ダルデンヌ兄弟「ある子供」
チェン・ウェンタン「深海 Blue Cha-Cha」
チェン・カイコー「PROMISE」
ディヴィッド・クローネンバーグ「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
トーマス・リーデルシェイマー「タッチ・ザ・サウンド」
ナディーヌ・モンフィス「マダムと奇人と殺人と」
ニール・ジョーダン「プルートで朝食を」
ニキ・カーロ「スタンドアップ」
パトリック・タム「父子」
ピーター・ジャクソン「キング・コング」
フランソワ・オゾン「ぼくを葬(おく)る」
ベネット・ミラー「カポーティ」
ヘルミーネ・フントゲブルト「マサイの恋人」
ポール・ハギス「クラッシュ」
マーティン・キャンベル「007/カジノ・ロワイヤル」
マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」
マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ「13歳の夏に僕は生まれた」
ルシール・アザリロヴィック「エコール」
ロブ・ゾンビ「デビルズ・リジェクト-マーダー・ライド・ショー2-」

 『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』の2作により、2位に比べ5倍以上の得票を集めたクリント・イーストウッドの圧勝です。
 しかも、2004年度『ミスティック・リバー』、2005年度『ミリオンダラー・ベイビー』につづき3年連続入賞(2004年度はポン・ジュノとの同時受賞)という大快挙の達成です。
 その上、70歳を超えてこれだけクォリティの高い問題作を次々に発表し続けるパワーと熱意にはまさに脱帽ものです。大器晩成とは彼のためにあるような言葉ではないでしょうか。
 今後もこのような質の高い作品を数多く産み出してもらいたいものです。
 他には、ポール・グリーングラス、アン・リー、テレンス・マリックなど、作品賞でも上位を飾った作品の監督が同様に上位を占める結果となりました。

外国映画主演男優賞

1位11票ドン・チードル「ホテル・ルワンダ」「クラッシュ」
2位9票ジョニーデップ「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」「リバティーン」
3位8票キリアン・マーフィー「プルートで朝食を」「麦の穂をゆらす風」
4位7票ダニエル・クレイグ「007/カジノ・ロワイヤル」
5位5票フィリップ・シーモア・ホフマン「カポーティ」
6位4票カム・ウソン「王の男」
7位3票イッセー尾形「太陽」
ソン・ガンホ「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
ヒューゴ・ウィーヴィング「Vフォー・ヴェンデッタ」「リトル・フィッシュ」
10位2票キアヌ・リーヴス「イルマーレ(ハリウッド版)」
クライブ・オーウェン「トゥモロー・ワールド」
ソル・ギョング「力道山」「公共の敵」
デビッド・ストラザーン「グッドナイト&グッドラック」
トム・クルーズ「M:i:III」
ヒース・レジャー「ブロークバック・マウンテン」
ヒュー・ジャックマン「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ファウンテン」
ビル・マーレー「ブロークン・フラワーズ」「ロスト・イン・トランスレーション」
ホアキン・フェニックス「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
ポール・ジアマッティ「サイドウェイ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」
ラジニカーント「ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター」
21位1票アーロン・クォック「父子」
アンソニー・ホプキンス「世界最速のインディアン」
サミュエル・L・ジャクソン「スネーク・フライト」
ジェイク・ギレンホール「ジャーヘッド」
ジェイソン・ステイサム「トランスポーター2」
ジェット・リー「SPIRIT」
ジェレミー・レニエ「ある子供」
ジャッキー・イド「マサイの恋人」
ジョエル・エドガートン「キンキー・ブーツ」
ジョー・ストラマー「レッツ・ロック・アゲイン!」
ダニエル・オートゥイユ「あるいは裏切りという名の犬」「隠された記憶」
チュ・ヒョン「ファミリー」
チョン・ジェヨン「トンマッコルへようこそ」
ドニー・イェン「SPL/狼よ静かに死ね」
トニー・ジャー「トム・ヤム・クン!」
トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
ニコラス・ケイジ「ロード・オブ・ウォー」
ニコラス・ツェー「PROMISE」
ブランドン・ラウス「スーパーマン リターンズ」
マーク・ズパン「マーダーボール」
マチュー・アマルリック「キングス&クィーン」
リー・カンション「西瓜」
レイフ・ファインズ「ナイロビの蜂」
金城武「ウィンター・ソング」
渡辺謙「硫黄島からの手紙」

 『オーシャンズ11』『トラフィック』など数多くの作品で名脇役を務めてきたドン・チードルが、『ホテル・ルワンダ』でその才能を見事に花を咲かせました。
 2004年度のアカデミー賞でも同作にて主演男優賞にノミネートされましたが、本国よりも日本の方が評価が高い結果となった模様です。
 また前回の主演男優賞を獲得したジョニー・デップが、今回も『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で次点に迫りました。今年は第3作も公開予定とのことで、次回はどこまで迫るか楽しみです。

外国映画主演女優賞

1位16票フェリシティ・ハフマン「トランスアメリカ」
2位5票キーラ・ナイトレイ「プライドと偏見」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
3位4票ジョデル・フェルランド「ローズ・イン・タイドランド」
ぺ・ドゥナ「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」「春の日のクマは好きですか?」
ユリア・イェンチ「白バラの祈り - ゾフィー・ショル、最期の日々」
6位3票シャーリーズ・セロン「スタンドアップ」
メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」
9位2票クォリアンカ・キルヒャー「ニューワールド」
ケイト・ベッキンセール「アンダーワールド:エボリューション」「もしも昨日が選べたら」
ジョウ・シュン「ウィンター・ソング」
ナタリー・ポートマン「Vフォー・ヴェンデッタ」
ニコール・キッドマン「記憶の棘」
ブライス・ダラス・ハワード「マンダレイ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」
ミシェル・ウィリアムズ「ランド・オブ・プレンティ」「ブロークバック・マウンテン」
16位1票アン・ハサウェイ「プラダを着た悪魔」
アンナ・ファリス「Scary Movie 4」
イ・ジェハン「私の頭の中の消しゴム」
イ・ヨナン「私たちの幸せな時間」
イ・ヨンエ「親切なクムジャさん」
イザベラ・リョン「伊莎貝拉」
イム・スジョン「アメノナカノ青空」
イメルダ・スタウントン「ヴェラ・ドレイク」
エヴリン・グレニー「タッチ・ザ・サウンド」
エレン・ペイジ「ハードキャンディ」
オドレイ・トトゥ「ダ・ヴィンチ・コード」
キム・ミンソン「下流人生~愛こそすべて~」
クリスティーナ・フェルドマン「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」
クリスティーナ・ユーソ「ククーシュカ ラップランドの妖精」
サマンサ・モートン「リバティーン」
シベル・ケキリ「愛より強く」
シャウナ・マクドナルド「ディセント」
ジャメル・ドゥブーズ「アンジェラ」
ジョアン・チェン「胡同(フートン)のひまわり」
ジョージー・ヘンリー「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」
ジョディ・フォスター「フライト・プラン」
スー・チー「百年恋歌」
セシリア・チャン「忘れえぬ想い」
ソフィア・マイルズ「トリスタンとイゾルデ」
ダコタ・ファニング「夢駆ける馬ドリーマー」
チェ・ジウ「連理の枝」
チョン・ドヨン「ユア・マイ・サンシャイン」
トニ・コレット「リトル・ミス・サンシャイン」
ドリュー・バリモア「2番目のキス」
ナオミ・ワッツ「ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー」
中谷美紀「力道山」
ハン・ヨルム「弓」
マヤ・サンサ「夜よ、こんにちは」
マリア・ベロ「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
ミラ・ジョヴォヴィッチ「ウルトラヴァイオレット」
リーズ・ウィザースプーン「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
ロザリオ・ドーソン「RENT/レント」

 昨年のアカデミー賞でも主演女優賞で大健闘したフェリシティ・ハフマンが、劇場用映画初主演にもかかわらず圧勝を遂げました。
 彼女のプロフィールを知らない人の多くは『トランスアメリカ』を観て本当の男性と思いこんだようで、この作品における役作りが日本でも高く評価されたようです。
 主演・助演とも男優賞は僅差だったのに対し、女優賞は助演のメリル・ストリープともどもダントツでの入賞だったのが面白いところです。

外国映画助演男優賞

1位6票キウェテル・イジョフォー「キンキー・ブーツ」
2位5票イアン・マッケラン「ダ・ヴィンチ・コード」「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」
3位4票ジェイク・ギレンホール「ブロークバック・マウンテン」
二宮和也「硫黄島からの手紙」
バリー・ペッパー「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」「父親たちの星条旗」
フィリップ・シーモア・ホフマン「M:i:III」
7位3票ピョン・ヒボン「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
モス・デフ「16ブロック」
9位2票アレクサンダー・ヘルト「白バラの祈り - ゾフィー・ショル、最期の日々」
真田広之「PROMISE」
ジャッキー・チュン「ウィンター・ソング」
ニコラス・ツェー「PROMISE」
ポール・ベタニー「ダ・ヴィンチ・コード」「ファイヤーウォール」
マイケル・ペニャ「クラッシュ」「ワールド・トレード・センター」
マット・ディロン「クラッシュ」
16位1票R・リー・アーメイ「テキサス・チェーンソー ビギニング」
アダム・ビーチ「父親たちの星条旗」
アレキサンダー・シディグ「シリアナ」
アンソニー・ラップ「RENT/レント」
イ・ジョンジェ「タイフーン TYPHOON」
ウィリアム・ターナー・ジュニア「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア「RENT/レント」
エディ・マーフィー「ドリームガールズ」
オーランド・ブルーム「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
キアヌ・リーブス「イルマーレ(ハリウッド版)」
キーファー・サザーランド「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」
クライヴ・オーウェン「インサイド・マン」
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス「クラッシュ」
クリフトン・コリンズ・Jr「カポーティ」
ゲイリー・ピーチ「プロデューサーズ」
ケヴィン・クライン「ピンクパンサー」
ケヴィン・ゼガーズ「トランスアメリカ」
サミュエル・L・ジャクソン「スネーク・フライト」
サム・リー「ドッグ・バイト・ドッグ」
ジェシー・L・マーティン「RENT/レント」
ジェフェリー・ラッシュ「ミュンヘン」
ジェフリー・ライト「ブロークン・フラワーズ」
ジャン・レノ「ピンクパンサー」
ジョン・ハート「ルワンダの涙」
シン・ハギュン「トンマッコルへようこそ」
スタンリー・トゥッチ「プラダを着た悪魔」
チョウ・ユンファ「おばさんのポストモダン生活」
チョン・ウソン「私の頭の中の消しゴム」
チョン・ジニョン「王の男」
ティエン・ファン「五月の恋」
ドック・ハドソン「カーズ」
ニック・ノルティ「ホテル・ルワンダ」
ネイサン・レイン「プロデューサーズ」
ヒース・レジャー「ブロークバック・マウンテン」
ピーター・サースガード「フライト・プラン」「ジャーヘッド」
フィル・ディヴィス「カサノバ」「ヴェラ・ドレイク」
藤竜也「力道山」
ヘクター・ヒメネス「ナチョ・リブレ 覆面の神様」
ベン・キングズレー「オリバー・ツイスト」
ホアキン・フェニックス「ホテル・ルワンダ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
ポール・ニューマン「カーズ」
マッツ・ミケルセン「007/カジノ・ロワイヤル」
ユ・ジテ「美しき野獣」
リーアム・カニンガム「麦の穂をゆらす風」
レイフ・ファインズ「ナイロビの蜂」「上海の伯爵夫人」
ロジャー・バート「プロデューサーズ」

 『インサイド・マン』『トゥモロー・ワールド』で名バイプレイヤーぶりを発揮したキウェテル・イジョフォーが、イアン・マッケランを僅差で抑え受賞しました。
 これらの作品は作品賞としては決して上位には入賞しておらず、また俳優さんとしては地味な印象が強いにもかかわらず、観る人が観れば評価が高い俳優さんということになるのでしょう。
 また二宮和也をはじめとして日本勢も3名入賞しています。今年も『バベル』をはじめとして日本人俳優・女優の国際化が大いに期待できそうです。

外国映画助演女優賞

1位14票メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
2位4票アン・ハサウェイ「プラダを着た悪魔」「ブロークバック・マウンテン」
ペ・ドゥナ「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」「春の日のクマは好きですか?」
4位3票カン・ヘジョン「トンマッコルへようこそ」
キャサリン・キーナー「カポーティ」「40歳の童貞男」
ジュディ・ディンチ「プライドと偏見」「007/カジノ・ロワイヤル」
ティルダ・スウィントン「サムサッカー」「ブロークン・フラワーズ」「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」
ミシェル・ウィリアムズ「ブロークバック・マウンテン」
レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」「エラゴン/遺志を継ぐ者」
10位2票キャロル・ブーケ「美しき運命の傷痕」
コ・アソン「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
ジェニファー・カーペンター「エミリー・ローズ」
ダイアン・クルーガー「敬愛なるベートーヴェン」「戦場のアリア」
フランシス・マクドーマンド「スタンドアップ」
マギー・ギレンホール「ワールド・トレード・センター」
ユマ・サーマン「プロデューサーズ」
17位1票アパッシュ「狩人と犬、最後の旅」
アビゲイル・ブレスリン「リトル・ミス・サンシャイン」
ヴァージニア・マドセン「サイドウェイ」
エヴァ・グリーン「007/カジノ・ロワイヤル」
エミリーブロント「プラダを着た悪魔」
エレン・ペイジ「ハードキャンディ」
オーラ・フィッツジェラルド「麦の穂をゆらす風」
カーリー・シュローダー「さよなら、僕らの夏」
コン・リー「マイアミ・バイス」
シャーリー・マクレーン「迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-」
シャーロット・ランプリング「家の鍵」
ジュリアン・ムーア「トゥモロー・ワールド」
ジョアン・チェン「ジャスミンの花開く」
ジョディ・フォスター「インサイド・マン」
ジリアン・チョン「ドラゴン・プロジェクト 精武家庭」
スカーレット・ヨハンソン「マッチポイント」
ソ・ヨンヒ「連理の枝」
ソフィー・オコネドー「ホテル・ルワンダ」
ダコタ・ファニング「シャーロットのおくりもの」
チャーリー・ヤン「父子」
デボラ・フランソワ「ある子供」
トニ・コレット「リトル・ミス・サンシャイン」
ヒラリー・スワンク「ミリオンダラー・ベイビー」
ファムケ・ヤンセン「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」
ブライス・ダラス・ハワード「レディ・イン・ザ・ウォーター」
マギーQ「M:i:III」
マリア・ベロ「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「サンキュー・スモーキング」「ワールド・トレード・センター」
マリー・ジラン「美しき運命の傷痕」
ミア・カーシュナー「ブラック・ダリア」
ミア・ファロー「オーメン」
メアリー・リオドン「麦の穂をゆらす風」
ヤスミン・マーフィー「機械じかけの小児病棟」
レオノール・ワトリング「タブロイド」
桃井かおり「太陽」

 「プラダを着た悪魔」で性格の悪い上司を演じた大女優メリル・ストリープの圧勝でした。
 アカデミー賞では主演の女優賞でノミネートされましたが、この賞では主演はアン・ハサウェイという解釈をされた方が圧倒的に多かったようです。
 また競演したアン・ハサウェイも「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」の可憐なアーチェリー娘ペ・ドゥナと並んで次点に付けているのも面白いところ。作品賞では決して上位にはランクインしませんでしたが、彼女らの演技だけでなく、この作品そのものも潜在的に評価されたことを物語っています。
 そしてもう一人の次点ペ・ドゥナもまた、主演女優賞でも上位にランクインされているのも面白いところです。

外国映画新人賞

1位8票コ・アソン「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」
ブランドン・ラウス「スーパーマン リターンズ」
3位7票ジョデル・フェルランド「サイレントヒル」「ローズ・イン・タイドランド」
4位4票イ・ジュンギ「王の男」
エレン・ペイジ「ハードキャンディ」「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」
クォリアンカ・キルヒャー「ニューワールド」
7位2票アビゲイル・ブレスリン「リトル・ミス・サンシャイン」
エド・スペリーアス「エラゴン/遺志を継ぐ者」
クノ・ベッカー「GOAL!」
シベル・ケキリ「愛より強く」
ダニエル・クレイグ「007/カジノ・ロワイヤル」
ミランダ・ジュライ「君とボクの虹色の世界」
13位1票アナ・デ・ラ・デグエラ「ナチョ・リブレ 覆面の神様」
アリス・タグリオーニ「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
アン・ハサウェイ「プラダを着た悪魔」
アンニ=クリスティーナ・ユーソ「ククーシュカ ラップランドの妖精」
ウィリアム・モーズリー「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」
ウルリヒ・ザイドル「ドッグ・デイズ」
エマ・ボルジャー「ハイジ」
カラ&シェルビー・ホフマン「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 」
ジェイソン・ライトマン「サンキュー・スモーキング」
ジェニファー・カーペンター「エミリー・ローズ」
セバスチャン・コルデロ「タブロイド」
ソ・ヨンファ「まぶしい一日」
ソン・ヘギョ「僕の、世界の中心は、君だ。」
デイヴィッド・スレイド「ハードキャンディ」
トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
ナタリー・ケリー「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」
二宮和也「硫黄島からの手紙」
パウラ・カレンベルク「みえない雲」
パク・クァンヒョン「トンマッコルへようこそ」
ハン・ヨルム「弓」
ポール・ダノ「リトル・ミス・サンシャイン」
ポール・ハギス「クラッシュ」
ユナイテッド93の乗客「ユナイテッド93」
ルー・プッチ「サムサッカー」
ン・キントー「父子」

 新世代のスーパーマンとしてハリウッドに登場したブランドン・ラウスと、漢江で凶暴な怪獣と戦ったローティーンのヒロイン コ・アソンというまったく対照的なニューフェースの同時受賞となりました。
 また、作品賞としては決して上位には入賞しなかったジョデル・フェルランドやイ・ジュンギが、新人としては高く評価されたのも注目すべきでしょう。

外国映画投票者数ランキング

得点に関係なく、投票者数だけで決定するランキングです。
1位32人ユナイテッド93
2位31人硫黄島からの手紙
3位30人父親たちの星条旗
4位28人ホテル・ルワンダ
5位23人クラッシュ
6位19人グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-
ブロークバック・マウンテン
8位17人ナイロビの蜂
9位14人トンマッコルへようこそ
10位13人パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
11位12人Vフォー・ヴェンデッタ
ミュンヘン
リトル・ミス・サンシャイン
RENT/レント
15位11人王の男
カーズ
007/カジノ・ロワイヤル
プロデューサーズ
麦の穂をゆらす風
20位10人スーパーマン リターンズ
プラダを着た悪魔
22位9人イルマーレ(ハリウッド版)
太陽
トゥモロー・ワールド
トランスアメリカ
プルートで朝食を
27位8人ダ・ヴィンチ・コード
28位7人キンキー・ブーツ
グッドナイト&グッドラック
ココシリ
ニューワールド
ヒストリー・オブ・バイオレンス
M:i:III
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
35位6人ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
カポーティ
白バラの祈り - ゾフィー・ショル、最期の日々
プライドと偏見
39位5人ウィンター・ソング
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
エミリー・ローズ
ククーシュカ ラップランドの妖精
サイレントヒル
スタンドアップ
ブロークン・フラワーズ
僕の、世界の中心は、君だ。
ぼくを葬(おく)る
48位4人インサイド・マン
隠された記憶
キングス&クィーン
GOAL!
Sad Movie <サッド・ムービー>
サンキュー・スモーキング
ジャーヘッド
トリスタンとイゾルデ
PROMISE
もしも昨日が選べたら
力道山
ロード・オブ・ウォー
ロンゲスト・ヤード
ワールド・トレード・センター
62位3人愛より強く
ある子供
イノセント・ボイス 12歳の戦場
うつせみ
カサノバ
亀も空を飛ぶ
16ブロック
SPIRIT
タイフーン TYPHOON 
ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女
春の日のクマは好きですか?
百年恋歌
胡同(フートン)のひまわり
めぐみ-引き裂かれた家族の30年
レディ・イン・ザ・ウォーター
ローズ・イン・タイドランド
78位2人アメノナカノ青空
あるいは裏切りという名の犬
アンジェラ
unknown アンノウン
伊莎貝拉
イン・ハー・シューズ
美しき運命の傷痕
美しき野獣
SPL/狼よ静かに死ね
X-MEN:ファイナル・ディシジョン
カクタス・ジャック
キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件
キング・コング
クライング・フィスト
敬愛なるベートーヴェン
サムサッカー
シャーロットのおくりもの
ステイ
スネーク・フライト
セプテンバー・テープ
タブロイド
ダンサーの純情
デイジー アナザー・バージョン
ディセント
天空の草原のナンサ
トム・ヤム・クン!
トランスポーター2
ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
ナイト・オブ・ザ・スカイ
2番目のキス
僕の大事なコレクション
まぶしい一日
マーダーボール
ユア・マイ・サンシャイン
弓 the bow
40歳の童貞男
ラッキーナンバー7
ランド・オブ・プレンティ
連理の枝
117位1人13歳の夏に僕は生まれた
6AM
Dear Wendy
Mr.&Mrs スミス
My Mother is a Belly Dancer(師[女乃]唔易做)
アサルト13-要塞警察-
アメリカ、家族のいる風景
アルナの子どもたち
アンダーワールド:エボリューション
イーオン・フラックス
イカとクジラ
イルマーレ(韓国版)
ウェディング・キャンペーン
ヴェラ・ドレイク
エコール
エラゴン/遺志を継ぐ者
カオス
キング 罪の王
サイドウェイ
ザスーラ
さよなら、僕らの夏
ジャケット
ジャスミンの花開く
シリアナ
シン・レッド・ライン
スカイ・ハイ
スティーヴィー
そして、ひと粒のひかり
ダック・シーズン
タッチ・ザ・サウンド
チャーミング・ガール
デイジー
ディパーテッド
テキサス・チェーンソー ビギニング
デビルズ・リジェクト-マーダー・ライド・ショー2-
ドッグ・デイズ
ドラゴン・プロジェクト 精武家庭
ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー
ナチョ・リブレ 覆面の神様
ナンパの定石
ニューヨーク・ドール
ハードキャンディ
ハイジ
ハイジャックフライト93
バタフライ・エフェクト
バットマン ビギンズ
ハッピー・エンディング
バベル
ピンクパンサー
フーリガン
ブコウスキー:オールドパンク
フライト・プラン
ブラザーズ・グリム
ブラック・ダリア
ヘンダーソン夫人の贈り物
ホステル
ポセイドン
ポビーとディンガン
マイ・アーキテクト/ルイス・カーンを探して
マイアミ・バイス
マクダル パイナップルパン王子
マザー・テレサ
マサイの恋人
マダムと奇人と殺人と
マッチポイント
マラソン
マンダレイ
ミリオンダラー・ベイビー
メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
モーターサイクル・ダイアリーズ
やさしくキスをして
ラヴァーズ&ドラゴン
ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター
リトル・フィッシュ
リバティーン
レイヤー・ケーキ
レッツ・ロック・アゲイン!
ロスト・イン・トランスレーション
家の鍵
歓びを歌にのせて
機械じかけの小児病棟
君とボクの虹色の世界
剣客の恋
五月の恋
私たちの幸せな時間
私の頭の中の消しゴム
狩人と犬、最後の旅
柔道龍虎房
傷城
深海 Blue Cha-Cha
親密すぎるうちあけ話
世界
世界最速のインディアン
西瓜
青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~
赤ちゃんの逆襲
戦場のアリア
送還日記
太陽に恋して
父子
母たちの村
放・逐
僕が9歳だったころ
夢駆ける馬ドリーマー
明日へのチケット
夜よ、こんにちは
旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ
恋する神父

 上位作品は作品賞とほぼ同様な顔ぶれですが、「ユナイテッド93」が硫黄島二部作を僅差で抑え1位を獲得しました。
 公開の規模は硫黄島二部作の方が上でしたが、観た人からはまんべんなく支持されたことがうかがえます。

外国映画思い入れ度ランキング

総得点を投票者数で割った一人あたりの平均得点(思い入れ度)ランキングです。(5票以上限定)
1位5.86(41/7)ニューワールド
2位5.67(51/9)トゥモロー・ワールド
3位5.60(28/5)ウィンター・ソング
4位5.18(145/28)ホテル・ルワンダ
5位5.14(36/7)メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
6位4.94(153/31)硫黄島からの手紙
7位4.78(43/9)プルートで朝食を
8位4.50(63/14)トンマッコルへようこそ
9位4.37(83/19)グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-
10位4.32(82/19)ブロークバック・マウンテン
11位4.29(30/7)ココシリ
12位4.26(98/23)クラッシュ
13位4.25(51/12)RENT/レント
14位4.22(135/32)ユナイテッド93
15位4.08(53/13)パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
16位3.91(43/11)王の男
(43/11)プロデューサーズ
18位3.80(19/5)僕の、世界の中心は、君だ。
19位3.77(113/30)父親たちの星条旗
20位3.75(45/12)リトル・ミス・サンシャイン
21位3.67(22/6)白バラの祈り - ゾフィー・ショル、最期の日々
(22/6)プライドと偏見
23位3.64(40/11)麦の穂をゆらす風
24位3.50(21/6)カポーティ
(35/10)スーパーマン リターンズ
(42/12)Vフォー・ヴェンデッタ
27位3.40(17/5)ククーシュカ ラップランドの妖精
28位3.36(37/11)007/カジノ・ロワイヤル
29位3.33(40/12)ミュンヘン
(30/9)太陽
31位3.25(26/8)ダ・ヴィンチ・コード
32位3.11(28/9)イルマーレ(ハリウッド版)
33位3.10(31/10)プラダを着た悪魔
34位3.00(15/5)ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
(33/11)カーズ
(27/9)トランスアメリカ
(51/17)ナイロビの蜂
(15/5)ぼくを葬(おく)る
39位2.86(20/7)キンキー・ブーツ
40位2.80(14/5)ブロークン・フラワーズ
41位2.71(19/7)ヒストリー・オブ・バイオレンス
42位2.50(15/6)ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
43位2.40(12/5)スタンドアップ
44位2.29(16/7)M:i:III
45位2.00(10/5)サイレントヒル
46位1.57(11/7)グッドナイト&グッドラック
47位1.40(7/5)エミリー・ローズ

 こちらは作品賞ではベストテンにもランクインされなかった「ニューワールド」が1位入賞を果し、ベスト20にも入らなかった「ウィンター・ソング」と「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」もベストテンにランクインされました。
 前者は公開は全国系でしたので知名度が低いわけではありませんが、評価する人としない人に二分された形になります。
 また投票者数では同じくベスト20にも入らなかった「トゥモロー・ワールド」が2位を獲得しましたが、これも同様に支持の高さを表しています。
 とはいうものの、「ホテル・ルワンダ」と「硫黄島からの手紙」は投票数がいずれも30件前後にもかかわらず、このランキングでも高得点を得られたことは、評価の高さを表しています。

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